全国的に百貨店の閉店が相次ぐ中、伊勢丹吉祥寺店(東京都武蔵野市)が14日、38年余の歴史に幕を閉じた。
JR中央線吉祥寺駅周辺の商業地域の中核として、「都内で住んでみたい街」に常時ランキングされる「吉祥寺」のイメージアップに貢献してきたが、競合店との競争激化や長引く消費低迷で撤退に追い込まれた。
この日は別れを惜しむ常連客などが殺到し、店内は満員電車並みに混雑した。営業終了の午後7時、「蛍の光」が流れるなか、吉田栄一店長はじめ店員やスタッフが深々と頭を下げて感謝を表し最後の客を見送った。
跡地は複数の専門店が入る新たな複合商業施設として10月にオープンする予定。都内では伊勢丹吉祥寺店に続き、西武有楽町店(12月25日)の閉店が決まっている。
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